第54回高松宮記念・G1が3月24日、中京の芝1200メートルで行われる。
最優秀スプリンターに輝いたソダシの全妹ママコチャ(牝5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。昨年は5戦2勝。北九州記念で2着、続くスプリンターズSで1着となり、G1で重賞初制覇を飾った。池江泰寿調教師も「距離短縮の1200メートルで想像以上に強い内容で勝ってくれました」と振り返る。暮れの阪神カップは5着も秋春スプリントG1取りへ、中間は入念に乗り込まれ、態勢は万全だ。
昨年の2着馬ナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎)はスプリンターSは3着。京都牝馬S2着を叩いて、ここで決めたい。
京阪杯、オーシャンS連勝中のトウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)は充実一途。ルメール騎手の手綱で、念願のG1制覇へ。
シルクロードSの勝ちっぷりが絶品だったルガル(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、阪急杯1着のウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎)、京都牝馬Sでスプリント適性を示したソーダズリング(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎)、地力があるマッドクール(牡5歳、栗東・池添学厩舎)、伸びしろ期待のビッグシーザー(牡4歳、栗東・西園正都厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)