◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京・芝1200メートル)1週前追い切り=3月17日、美浦トレセン
京阪杯、オーシャンSと重賞を連勝中のトウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)は、美浦・Wコースを単走馬なりで5ハロン69秒9―11秒9と軽めに追い切った。高柳瑞調教師は「中2週で輸送が結構ネック。その辺を考慮しながらやっています」と、意図を説明する。
馬体重プラス12キロだった前走を使われて、着実に状態は上向いているようだ。「前走は少し体に余裕がありました。上積みがあるようにやっています」とキッパリ。昨年は15着に敗れた大舞台だが「馬場も特殊な不良馬場だったからね。ただ、左回りだと少し割引が必要なのがどうかな」と、冷静に分析した。