【高松宮記念】シャンパンカラーが初6ハロン戦で変身狙う 田中剛調教師「しまいの脚を使ってくれれば」

シャンパンカラー
シャンパンカラー

◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京競馬場、芝1200メートル)

 昨年のNHKマイルCの覇者シャンパンカラー(牡4歳、美浦・田中剛厩舎、父ドゥラメンテ)が、デビュー以来初の電撃6ハロン戦で変身を狙ってきた。田中剛調教師は「オーナーと協議して初めての1200メートルへ。中京は直線が長いので多少出負けしても、しまいの脚を使ってくれれば」と期待感を口にする。

 14日の1週前追い切りは、美浦・Wコースで6ハロン79秒8―11秒4をマークし、併せたペイジーニョ(3歳未勝利)に2馬身先着した。トレーナーは「今週しっかりやっておかないとG1なので。坂路からWコースに行ってしっかり追いましたが、上がってきてからすぐに息が入っていた。反応も良かった。前走(フェブラリーS16着)は出負けして脚を使ったので、ダートの適性がどうのこうのという指標にはならなかった。仕上げに関してはしっかりやったので、気持ちよくゲートを出られれば」と巻き返しに意欲を見せる。

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