◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京競馬場、芝1200メートル)
阪神C→阪急杯と重賞連勝中のウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)が、初のG1タイトルへ態勢をしっかり整えられている。
連勝後、中3週の臨戦過程だが、13日の1週前追い切りでは、エリオトローピオ(5歳3勝クラス)を追走から力強い走りで6ハロン79秒6―11秒5を強めにマークし、2馬身先着とさらに状態を上げてきている。深山調教師は「抜け出してからも集中していたし、動きは良かったですね。気性面で成長してきて、調教でも動けるようになってきました。いい流れできていますし、こんなチャンスはなかなかない。馬場や枠順などがかみ合えば」とチャンスをうかがっている。