【高松宮記念・玉木の特注馬】ソーダズリング陣営が色気十分「ユタカさんが『高松宮記念に行きましょう』」

ソーダズリング
ソーダズリング

◆第54回高松宮記念・G1(3月24日・中京、芝1200メートル)

 前走の京都牝馬Sで重賞初Vを決めたソーダズリング(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ハーツクライ)。初めての1400メートルで折り合って、勝負どころで外からメイケイエールに迫られても我慢できていた。直線入口でも同馬と接触していたが、外から差し込むナムラクレア(2着)に抜かせず、短距離適性が光った。

 今回はさらに距離短縮となるが、担当の林助手は「(前走の鞍上の)ユタカさんが引き揚げてきて、ふた言目ぐらいで『高松宮記念に行きましょう』と言ってくれましたからね。やってみないと分かりませんが、すごくスピード能力があります」と期待を寄せる。

 左回りは昨春、フローラS2着とオークス8着だが、「オークスは距離が長かったです。もともと左手前で走るのが好きでしたが、角馬場で8の字調教をしたりしてスパッと(手前を)替えるようになり、今なら左回りでもと思います。状態も前走と変わりなくいけそうなので」ときっちり課題を修正。プラス材料が多く、あっさり勝っても不思議はない。(玉木 宏征)

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