◆第68回大阪杯・G1(3月31日、阪神・芝2000メートル)1週前追い切り=3月21日、栗東トレセン
昨年の有馬記念以来の出走となるハーパー(牝4歳、栗東、友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は雪が舞う中、CWコースでロードフォアエース(3歳オープン)、カルデア(3歳未勝利)と3頭併せ。直線で鞍上が促すと、6ハロン85秒3―11秒3で先着した。馬体もふっくらしており、追い切り後も落ち着いていた。騎乗した岩田望騎手は「先週、ドウデュースとしっかり併せたので、しまいの反応を確認したけど、非常にいい動きでした」とうなずいた。
有馬記念は9着だったが、牝馬G1路線で〈4〉〈2〉〈3〉〈3〉着と堅実に好走してきた。「(有馬記念は)秋3戦目でしたからね。背が伸びて、パワーアップしています」と鞍上。この馬の持ち味である、しぶとさが生かせる阪神2000メートルで巻き返しを図る。