◆第84回皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月10日、美浦トレセン
前走の京成杯で2着だったアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が、Wコースでの3頭併せで迫力のある動きを見せた。3頭併せの3番手から追走して、直線では外を回して、5ハロン68秒8―11秒3で最先着を果たした。
2週連続で追い切りに騎乗した横山武史騎手は「1週前追い切りは少し重く感じたので強めにやりました。それの効果もあったのか、今週の追い切りは動きが素軽くなっていました」と好感触を口にした。一族にディープインパクトなどの活躍馬が多くいる良血馬が、本番へイメージ通りの上昇曲線を描いている。