4月14日の春雷S・リステッド(4歳上オープン、芝1200メートル=16頭立て)はサトノレーヴ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)が1番人気に応えた。勝ち時計は1分7秒1。(良)
道中は先行勢を見る形で中団を進み、外に持ち出された直線はジリジリと前に迫って最後は頭だけ交わした。初コンビだったモレイラ騎手は「返し馬の段階で能力を感じていたし、直線はしっかりと脚を使ってファイトしてくれた。これからも楽しめるポテンシャルがあると思いました」と今後も期待した。
モレイラ騎手は短期免許で来日後、初日の阪神牝馬S(4月6日、阪神競馬場)をマスクトディーヴァで制すと、桜花賞(4月7日、同)をステレンボッシュ、アーリントンC(4月13日、同)をディスペランツァで勝利と、開催3日間連続の重賞勝利。この日の中山メイン、皐月賞はコスモキュランダで首差の2着だったが、最終レースでしっかりと結果を出し、この日は中山で6レースに騎乗し4R(クリフハンガー)、8R(エンパイアウエスト)と合わせて3勝2着1回だった。