【東京11R・欅S】◎エンペラーワケアはキャリア2戦目から砂7ハロンにこだわって使われ6戦5勝、2着1回の連対率10割。3走前の2勝クラスが4馬身差。2走前の3勝クラスが3馬身半差と圧勝続きで、前走の根岸Sも道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。直線は鞍上のゴーサインに一気に加速すると、2馬身半差をつけてあっさり重賞初挑戦Vを達成した。
前走後に疲れが出たため無理せずひと息いれたが、1週前の栗東・坂路では52秒1―12秒0をマークして4馬身先着。力を出せる仕上がりに映った。今回は前回から3キロ増の斤量59キロもポイントになるが、530キロ台の雄大な馬格の持ち主。克服しての4連勝に期待したい。
コスタノヴァも砂で5戦4勝、2着1回と底をみせていない。オープンでも通用するスピードがあり、初の7ハロンには対応可能。こちらは57キロで臨めるだけに、好位でリズム良く運べれば粘り込みは十分。1年ぶりのバトルクライだが乗り込み量は豊富。重賞3着に加え、前走で快勝した舞台でもあり、復帰初戦から侮れない。