【函館スプリントS】初6ハロン戦のウイングレイテストが鋭い動き 松岡正海騎手「サマースプリントを目指したい」

ウイングレイテスト
ウイングレイテスト

◆第31回函館スプリントS・G3(6月9日、函館競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=5月30日、美浦トレセン

 サマースプリントシリーズの開幕を告げる一戦で重賞2勝目を狙うウイングレイテスト(牡7歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)が、Wコースで鋭いフットワークを披露した。外スノーディザイア(5歳1勝クラス)、中ターコイズデュー(4歳1勝クラス)を追いかける形から、直線でびっしりと追って6ハロン80秒3―10秒7の好時計をマークし、それぞれに3馬身先着した。

 手綱を執った松岡正海騎手は「海外(サウジアラビア)から帰ってきてから休みが長かったので、緩さがとれるのが遅いので追いました」と、もともと調教で動く馬を意識的に攻めたことを明かした。デビュー以来初の6ハロン戦に向けては「開幕週で(前に)行ったら粘れる馬場には魅力を感じています。最後まで集中し切れないところを、距離短縮で補えているから、気持ちの面で早くゴールが来た方がいい。去年はサマーマイルを取れなかったが、今年はサマースプリントを目指して頑張りたい」と、意気込んだ。

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