【函館11R・函館日刊スポーツ杯】開幕日メインは3連単26万円超えの波乱 10番人気ナリタローゼが激走V

角田大河騎手騎乗のナリタローゼ(中央)がゴール前抜け出す(カメラ・高橋 由二)
角田大河騎手騎乗のナリタローゼ(中央)がゴール前抜け出す(カメラ・高橋 由二)

 函館競馬開幕日の6月8日、メインレースに行われた函館日刊スポーツ杯(3歳上2勝クラス、芝1200メートル=16頭立て)は、単勝10番人気のナリタローゼ(牝6歳、栗東・高橋亮厩舎、父ダイワメジャー)が差し切勝ちを決め、3連単26万2240円の波乱を演出した。勝ち時計は1分8秒6(良)。

 スタートは速くなかったが、押していって中団を追走。4コーナーで外に持ち出すと、先に抜け出したコーティアスマナー(2着、鮫島克駿騎手)をゴール寸前で差し切って頭差の勝利。角田大河騎手は「ゲートは出てくれるイメージだったけど、1200メートルにしてはいいタメができた。切れる印象はなかったので、新たな一面を見せてくれた。上のクラスでも頑張ってほしい」と今後に期待した。

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