【東京11R・エプソムカップ】前回に続きレーベンスティールから入る。重賞2勝目に期待した前走の新潟大賞典だったが、レース前からテンションが高かったことも影響して発馬ひと息。勝負どころでは後ろの馬に乗っかかられてしまってリズムを崩し、直線は見せ場なく失速した。
中間は放牧に出て立て直し、美浦トレセン帰厩後は調教内容を強化してきた。海外遠征帰りの前回の1週前追い切りは6ハロン82秒2。今回は6ハロン79秒7の猛時計で自己ベストを更新した。最終追い切りは陣営のイメージ通りとはいかなかったようだが、動き自体は悪くなかった。
3走前にG2を勝った際、コンビを組んだモレイラが「G1ホースになるチャンスが非常にある」と絶賛した好素材。今回は新コンビとなるルメールを背に必勝態勢で臨む。
サイルーンは去勢効果で最後までしっかり走れるようになって成績が安定。2連勝は中山だが東京に替わっても問題なく力を発揮できるタイプだ。ニシノスーベニアは展開不向きの重賞初挑戦で4着と健闘。スムーズなら前進必至とみる。