6月16日の東京3R・3歳未勝利(ダート1400メートル=16頭立て)で、三浦皇成騎手が騎乗したオオタニサーン(牡、美浦・堀宣行厩舎、父ジャスティファイ)が勝利。単勝4・2倍の2番人気に応えた。勝ち時計は、過去5年の良馬場での未勝利戦で最速タイとなる1分24秒2だった。
スタートを決めると、スピードに乗った走りで2番手を追走。直線では鞍上の指示に素早く反応し、2着馬を2馬身半突き放す完璧なレースぶりを見せた。三浦騎手は「返し馬からバネのある軽い走りをしていたので、スタートが出たらああいう競馬をしようと思っていました。4コーナー、直線を向いての手応えも良かったし完勝です」と、高く評価した。
名前はもちろん、デビュー前の調教から豪快な動きを見せていて注目度の高いオオタニサーン。ゴール後にはスタンドから拍手が巻き起こり、X上ではトレンド入りするなど、改めて人気を証明した。