ディープインパクト最終世代の重賞勝ち馬ライトクオンタムが引退 今後は繁殖牝馬に

 昨年のシンザン記念を制したライトクオンタム(牝4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ディープインパクト)が現役を引退し、繁殖牝馬となることが分かった。6月19日、馬主の社台サラブレッドクラブがホームページで発表した。

 ライトクオンタムは、父ディープインパクトの最終世代6頭(国内デビューの数)のうちの1頭として期待された。シンザン記念を勝ってからは結果がひと息だったが、今年2月の小倉日経オープンで3着に入って復調気配を示した。だが、続く福島牝馬Sでは3コーナーでアクシデントに巻き込まれて転倒、競走を中止。その際に受けたダメージが大きく、腫れや痛みが解消されず、騎乗再開まで時間を要すことから復帰を断念することになった。

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