藤田晋オーナーは2日間で11頭を計18億4000万円で購入。4年連続4度目の参加となった今年もセールを盛り上げた。この日は当歳馬を6頭落札。「きょうの本命でした」と言うコントレイル産駒の牡馬「ジョイカネラの2024」は1億9000万円できっちり競り落とした。「(高額を)覚悟していましたが、意外と安く買えました。調教師のみなさんが軒並み絶賛して、誰が見てもいい馬でした」と笑み。4年目で最も少ない投資額となったが、これで購買額の合計は87億9700万円となった。
8日は1歳の歴代最高となる5億9000万円でロデオジャパンに落札された、キタサンブラック産駒の牡馬「デルフィニア2の2023」で競り負けて無念さをにじませ「負け惜しみを言う人の気持ちが分かりますね」と苦笑いを浮かべつつ、「あれ以外は納得いく結果。今は健康体を重視しています。ダート路線も夢がありますね」と“第2のフォーエバーヤング”にも思いをはせた。