【福島11R・安達太良ステークス】◎マニバドラから入る。2走前の3勝クラスは前半3ハロン通過が32秒9のハイペースだったが、2番手から楽々と抜け出した競馬ぶりを目の当たりにして昇級しても通用すると感じた。予想通り、オープン初挑戦だった前走はタイム差なしの2着。最後は勝ち馬の決め手には屈したが、評価できるパフォーマンスだった。
福島コースも1150メートルの距離も初だが、これまで砂7ハロンでは5戦して〈3〉〈4〉《1》〈14〉〈3〉着だったのに対し、6ハロンは《1》《1》《1》〈2〉着。短くなるぶんには問題なく、常に好位で運べるセンスのよさから小回りにも難なく対応できるとみている。休み明けだった前走を使ったあとも硬さがなく、いい状態を維持。今回のメンバーならオープン初勝利のチャンスだ。
パウオレの前走はレース前からテンションが高かったこともあり、出負けして不発に終わった。2走前は0秒2差3着。落ち着いて、もまれず運べればオープンでも好勝負できる力はある。メタマックスは全4勝中3勝を中9週以上で挙げており、4か月ぶりでも一変の余地は十分ある。