7月14日の福島2R・2歳未勝利(芝1800メートル)は、3番人気のコスモキャバリエ(牡2歳、美浦・高木登厩舎、父ダノンバラード)が初戦の5着から変わり身を見せ、2戦目で初勝利を飾った。勝ちタイムは1分50秒7(良)。
道中は行きっぷり良く、中団の内ラチ沿いを追走。4コーナーで外に持ち出されるとメンバー最速の末脚を繰り出し、2着のマイネルアレス(戸崎圭太騎手)に3/4差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。
菅原明良騎手は「初戦と違ってハミを取ってしっかりと位置も取れたし道中も余裕がありました。追ってからもしっかり反応してくれたし、もっと体が使えるようになると思う」と成長に期待。高木調教師は「一度使って多少やる気が出ていた。まだこれからの馬だしもう少しうまく体を使えるようになれば。この状態で勝てたのは大きいですね」と初勝利を喜んだ。