山下の土曜注目馬【小倉11R・テレQ杯】

 【小倉11R・テレQ杯】開催最終週の小倉は金曜に雨が降り、回復しても力を要す馬場状態。◎セブンマジシャンは上がりが速くならない競馬では抜群の安定感を誇る。前走の博多Sは勝った馬にうまく乗られてしまったもので、自身も直線でしっかりと脚を伸ばして2着。ここ2戦はトップハンデを課せられていたが、今回は定量戦で他馬との斤量差がなくなることも大きい。

 中2週と間隔は詰まっているが、栗東・坂路で2本追いをして運動量は確保できている。17日の最終追いも西村淳騎手が乗り、55秒1―12秒3でパワフルに登坂していた。距離も2000メートルの方が安心感があり、スムーズに競馬ができれば勝ち切れる。

 22年の京都新聞杯で2着など、実績上位のヴェローナシチーは屈腱炎明けで1年半ぶりの実戦となる。息がもつかどうかの懸念はあるが、調教は十分にこなしており、いきなり走っても驚けない。シェイクユアハートも現級で2着2回、3着2回と堅実。内にもたれる点をカバーできれば、上位争いに加わってくる。

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