◆クイーンS・G3(7月28日、札幌・芝1800メートル)追い切り=7月24日、函館競馬場
アルジーヌ(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)がまさかの“乱入者”にも動じず、軽快な動きを見せた。
Wコースでの最終追いの最中。1コーナー付近で、なんとキツネが馬場に飛び出してきた。それでも過度に驚くことはなく、軽快に駆け抜けた。騎乗した松岡助手は「(キツネを見て)ちょっとバランスが起きたので、今日に関しては良かったです。気が先行するところがあるので」と、むしろプラスの要素を強調。「調教中には初めて見ました。キツネ効果に期待ですね」と笑みを見せた。
博多Sを勝ってオープン入りし、今回が重賞初挑戦。同助手は「小倉から札幌(の連戦)はハードですが、頑張ってくれています。レースに向けて、心身ともにいい状態です」と順調ぶりを伝えた。