【WASJ】唯一の女性サンチアゴ騎手が札幌に来場 同期のルメール騎手から「色々と情報は聞いています」

札幌を訪れたデルフィンヌ・サンチアゴ騎手
札幌を訪れたデルフィンヌ・サンチアゴ騎手

 「2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」(8月24&25日、札幌競馬場)に参戦する女性騎手のデルフィンヌ・サンチアゴ騎手=フランス=が8月23日、札幌競馬場を視察した。特に調教後の芝コースを同じく参戦するUAE代表のタイグ・オシェア騎手=アイルランド=と1時間近くかけて、1周するなど意欲的に動いた。

 今年6月には女性騎手初のフランス通算700勝をマーク。同国における女性騎手の先駆者とも言える存在で、男性騎手と比べても見劣らない両腕などガッチリとした体が目を引く。「とてもきれいで、とても整備されている印象でした。素晴らしい施設だと感じました」と笑顔。今回が初来日で、22日の早朝に到着した。

 今春に今回のオファーがあってからは、HPで日本のレースもチェックしていたという。もともと、日本で活躍するクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=と同じ年齢でフランスでは同期。ルメールの帰国時に会ったり、同じレースに乗ることもあるという。「色々と情報は聞いています。彼の活躍はよく知っているし、彼のキャリアをたどれればと思っています」。日本で知っている馬を聞かれると、真っ先にルメールが主戦だったイクイノックスを挙げた。

 同騎手は1995年に騎手デビュー。翌年から2002年まで7年連続で女性騎手リーディングを獲得した。2017年には59勝を挙げ、当時の女性騎手年間勝利数記録を樹立した。

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