◆第28回マリーンC・Jpn3(9月26日、船橋競馬場・ダート1800メートル、良)
今年から秋開催の3歳限定戦となった牝馬限定の交流重賞に6頭(JRA4、南関東2)が出走し、2番人気のテンカジョウ(栗東・岡田稲男厩舎、父サンダースノー)が、直線で抜け出して5馬身差をつけて3連勝で重賞初勝利を決めた。国分優作騎手は22年11月の福島記念・G3(ユニコーンライオン)以来、約1年10か月ぶりの重賞勝ち。地方での交流重賞は初勝利となる。なお、この勝利でJBCレディスクラシック・Jpn1(11月4日、佐賀)への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは1分53秒5。
2着は4番人気だったJRAのクラヴィコード(笹川翼騎手)、3着は5番人気で地元船橋から参戦のザオ(吉原寛人騎手)だった。1番人気のアンモシエラは、アンデスビエントと一緒に前から進めたが失速して4着に終わった。
笹川翼騎手(クラヴィコード=2着)「初めての左回り、初ナイターで物見をし、ダッシュがつかなかった」
吉原寛人騎手(ザオ=3着)「前の2頭が速かったし、行きたくなかったが、2着馬に早めに来られて早め先頭になった」
松永幹夫調教師(アンモシエラ=4着)「位置は出たなりでジョッキーに任せていた。やはり、(3か月半ぶりで)休み明けの感じはするので、使って良くなると思う。JBCにはエントリーする予定」
矢野貴之騎手(フォルトリアン=5着)「この距離は微妙に長いようだ。短いほうが、良さが生かせると思う」