【菊花賞】ダービー馬ダノンデサイルは菊直行も問題なし 横山典弘騎手「底力に期待」

坂路を駆け上がるダノンデサイル(カメラ・高橋 由二)
坂路を駆け上がるダノンデサイル(カメラ・高橋 由二)

◆第85回菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)追い切り=10月16日、栗東トレセン

 ダービー馬のダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は前哨戦を使わず菊の舞台へ直行。「暑いなか1走することが今後の競走生活において負担になる恐れがある。(約4か月半ぶりだった)ダービーも結果的に間隔が空いたなかでしっかり走れた」と安田調教師。経緯を説明した上で問題なしを強調した。

 この日は坂路を54秒2―13秒1。時計は目立たないが、馬なりで余力十分に駆け上がった。「先週の追い切りを終えてからもエキサイトすることなく過ごせている」と順調な調整ぶりを伝えたトレーナー。「(夏を越え)素晴らしい体になっていた。やっぱり(能力の)絶対値が違うのかなと思う。デサイルの底力に期待して、頑張ってもらいたいと思います」と横山典弘騎手も力を込めていた。

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