◆第85回菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月18日、栗東トレセン
ショウナンラプンタ(牡3歳、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)は今日28歳の誕生日を迎えた鮫島克駿騎手が騎乗し、CWコースをキャンター。落ち着いていて、精神面の安定も感じられた。17日に発表された馬体重は前走からプラス14キロだったが、高野調教師は「いい仕上がりですよ。見た目にもムダ肉がないですから」と仕上がりに満足そうな表情を浮かべた。
前走の神戸新聞杯は折り合いもつき、結果は3着でも収穫は大きかった。「ジョッキーと今まで取り組んできた成果が出ました」と手応えをつかんだ。春の日本ダービーは15着だったが、青葉賞後の疲れが抜け切らず、万全の状態ではなかった。「調子を万全にしないとG1では戦えませんから。今回はその状態にはもってこられました」とトレーナー。ばてない強みを生かせれば面白い。