10月20日の東京11R・ブラジルC(3歳上オープン・リステッド、ダート2100メートル=13頭立て)は、8番人気のグロリアムンディ(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キングカメハメハ)が、直線で抜け出して昨年5月の平安S以来の勝利を挙げた。勝ち時計は2分10秒5(良)。
外の12番枠からスムーズに流れに乗り、好位3番手へ。よどみないペースのなか、前の2頭をマークしながらリズム良く運び、直線ではしぶとく脚を使って、後方から追い上げてきたメイプルリッジを首差で振り切った。
初コンビだった北村宏司騎手は「出来は比べられませんが、調子は良く感じました。いいところで流れに乗って、速い流れのなか、余裕を持って追走できて、直線も先頭に立ってからもしぶとく頑張って粘ってくれました」と勝利を振り返った。