◆アンドロメダS・リステッド(11月16日、京都・芝2000メートル)
前走の鳴尾記念・G3を左後肢跛行のため競走除外となったロードデルレイ(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)は、ハンデ57・5キロに決まった。初めての2400メートルだった神戸新聞杯こそ4着に敗れたが、芝1800~2000メートルは5戦5勝の素質馬で、鳴尾記念も直前まで1番人気に推されていた。
鳴尾記念に向けて1度仕上げているとはいえ、1月の白富士S以来、約10か月ぶりの実戦。10月2日の栗東・坂路59秒7―13秒5を皮切りに、プールを併用して乗り込んできた。6日の1週前追い切りは、川田将雅騎手を背に栗東・CWコースの外めを単走で6ハロン78秒3―11秒6と、自己ベストを2秒5も更新。福永助手は「暑さが影響したところもあり、なかなか体調が上がってきませんでしたが、2か月間じっくり調整して、ようやく上向いてきました。あと1週で力の出せる態勢に持っていければ」と復帰戦を見据えた。