【中山11R・カペラステークス】◎サンライズアムールから入る。前走は今回と同じ舞台のオープン特別。3番手から砂をかぶらない位置でリズムよく運ぶと、直線の手応えも抜群。徐々に加速してラスト1ハロン付近であっさり抜け出し、2馬身半差で快勝した。斤量59キロを背負っていたことを考慮すれば高く評価できるパフォーマンスだった。
放牧でリフレッシュし、帰厩後は坂路でじっくりと乗り込まれてきた。新コンビとなる斎藤新が3週続けて騎乗して、先週は一杯に追われて好時計で先着。今週は馬なりのまま余力十分に駆け上がり、中10週でも力を出せる態勢にある。
ここまでオープンとリステッドで3勝。地道に力をつけながら賞金を加算し、満を持しての重賞初挑戦となる。中山の砂6ハロンならチャンス十分だ。
チカッパは交流重賞を2連勝した後、JBCスプリントに挑戦してタイム差なしの2着。1ハロン短縮はプラスで当舞台での勝ち鞍もあり、逆転候補の1番手。インユアパレスは3馬身半、3馬身差と圧勝続きでオープン入りしており、重賞初挑戦でも侮れない。