◆第76回朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)=12月14日、栗東トレセン
サウジアラビアRCで2連勝を決めたアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は、レース前日は角馬場での運動にとどめた。「精神面が幼く、テンションを上げたくないので」と山田助手。続けて「雰囲気はすごくいい。昨日(13日)のキャンターが良かった」と好気配を伝えた。
11日の最終追い切りでは、ブエナオンダ(3歳2勝クラス)と併せ52秒3―12秒1。スピード感にあふれる走りで、上々の仕上がりを印象付けた。「ピリッとした面もなく落ち着いていました」と同助手。今回はデビュー勝ちを飾った武豊騎手=栗東・フリー=と2走ぶりのコンビ。万全の仕上げでレジェンドにバトンを渡す。