◆阪神カップ・G2(12月21日、京都競馬場・芝1400メートル)=12月20日、栗東トレセン
新たにクリストフ・ルメール騎手とのコンビで臨むナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は、坂路で63秒3―15秒1で軽やかに上がってきた。丸みのある体で、フレッシュさは十分にある。長谷川調教師は「今朝もいいと思います。前走後はチャンピオンヒルズで調整。夏は体が戻りきらなかったけど、今回は緩めずにしっかりとやれています」と笑顔をうかべた。
今年も高松宮記念2着、スプリンターズSで3着など、トップレベルの走りをしてきた。あとは久々の勝利が欲しい。「坂路ベースの調教に戻してフィジカルを鍛えてきたので。(京都1400メートルの)舞台に関しては問題ないですよ」とトレーナー。ここで勝って、来年に弾みをつけたいところだ。