【高松宮記念】大上賢一郎の見解 キャリア最充実期に突入したあの馬を中心視

ナムラクレア(カメラ・高橋 由二)
ナムラクレア(カメラ・高橋 由二)

 【中京11R・高松宮記念】2年連続2着のナムラクレアが本命。不良馬場の一昨年はファストフォースに1馬身届かず、重の昨年は早めに抜け出したマッドクールを追い詰めたが、頭差及ばなかった。3年連続出走中のスプリンターズSも〈5〉〈3〉〈3〉着。同じく両G1で〈3〉〈4〉〈2〉〈2〉着と勝ち切れなかった父ミッキーアイルとイメージが重なる。

 ただ先行型の父に対し、娘は後方から差し脚で勝負するタイプ。得意とはいえない中京の荒れ馬場で鋭い脚で伸び、絶対的に内、先行が有利な中山で果敢に外から差し込む。頭数、ペースに大きく左右される脚質で、この安定した戦績は驚異的だ。昨年の高松宮記念、スプリンターズSでは、ともに上がり1位を記録したことにも着目しておきたい。

ナムラクレア
ナムラクレア

 ルメール騎手と初コンビを組んだ前走の阪神Cはプラス8キロ、過去最高体重の480キロで目の覚めるような差し切り。1年4か月ぶりの勝利を挙げた。休養明け初戦、今週の調教後の体重は、さらにプラス18キロ。馬体も含めキャリアの最充実期に入ったと判断する。1番マッドクールから12番のトウシンマカオまで、内からまんべんなく並んだ有力馬たちを見ながら運べる14番枠も競馬がしやすそう。悲願達成の時はきた。馬連(14)―(6)(10)(12)(5)(1)(3)(15)(8)。(大上 賢一郎)

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