
中京11R・高松宮記念・G1・馬トク激走馬=ルガル
秋春スプリントG1連覇を狙うドゥラメンテ産駒。昨年の高松宮記念は1番人気10着もレース後に骨折が判明し、参考外としていい一戦。休養明け、9番人気だったスプリンターズSでは、前半3ハロン通過がレース史上最速(前半600メートル32秒1)の超ハイペースを3番手から押し切るスプリントスキルを見せつけた。初の海外遠征となった香港スプリントは出遅れ、追走に脚を使わされたうえ、外、外を回さざるをえずに11着。初の滞在競馬で、雰囲気にとまどったことも敗因のひとつだ。
この中間は2月26日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、1週前追い切りは、坂路で併せて50秒5―11秒8、半馬身先着。直前は単走で馬の走る気に任せ、52秒0―11秒8。3週連続で手綱を執った西村騎手も「1週ごとに良化している」と評価した。うながされることなく、マークした好時計に絶好調ぶりを感じ取れた。
良馬場&内を通れそうな6番枠は絶好。スタートを決めればG1・2勝目は十分にある。