
【中山11R・ダービー卿チャレンジトロフィー】◎トロヴァトーレから入る。3歳時は2000メートル以上の重賞で結果を出せなかったが、距離を1600~1800に詰めると5戦3勝、2着2回。前走のリステッドは中山マイルでは不利な大外8枠15番だったが、道中は好位でしっかりと脚をため、直線もしっかり脚を使って完勝といえる走り。コンビを組んだマーカンドが「能力は重賞級」と絶賛したパフォーマンスだった。
約3か月ぶりの実戦となるが、今週は新コンビのモレイラが騎乗して美浦・Wコースで6ハロン82秒5―11秒7を馬なりでマーク。鞍上も好感触で力を出せる態勢にある。この距離ではまだ底をみせていないレイデオロ産駒。前回とは一転、内枠も好材料で重賞初Vのチャンス到来だ。
ロジリオンは昨年のNHKマイルC3着馬。その後は重賞で2度の3着を経て、前走が2度目のリステッド勝利だった。タイトルを手にできる力は示しており、初の中山さえ克服できれば。キープカルムの前走は道悪の影響で進みが悪かった。Bコース替わりの中山で巻き返しを図る。