12月23日の阪神9R・千両賞(芝1600メートル、12頭立て)は11番人気のマイネルフラップ(牡、栗東・梅田智之厩舎、父ヴィクトワールピサ)が差し切って2勝目を挙げた。勝ち時計は1分35秒8。
単勝1万5230円の伏兵が起こした大波乱。吉田隼人騎手は「1完歩目からフワフワしていたけど、直線で追ったらグングン伸びた。こういった緩い馬場(稍重)が向いている」と振り返った。
管理する梅田調教師もビックリの勝利となった。「前走が全く追えていなかったから。未勝利で勝ったときが、こういう馬場だった。うちで初めての単勝万馬券。今後はマイル路線を考えている」と来年の活躍を期待していた。
直線で伸びたマイネルウィルトス(5番人気)が2着、カヌメラビーチ(6番人気)が3着に続き、3連単は181万2650円の大荒れ決着となった。