【ローズS】ダノンファンタジーがレコードV 川田「スタートで出過ぎた」

1番人気のダノンファンタジー(右)が、2着に首差をつけて制した
1番人気のダノンファンタジー(右)が、2着に首差をつけて制した

◆第37回ローズS・G2(9月15日・芝1800メートル=牝馬限定、阪神競馬場、良)

 秋華賞トライアルのローズSは12頭によって争われ、川田将雅騎手が騎乗した1番人気のダノンファンタジー(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)が直線で鋭い伸び脚を繰り出して、2着に首差をつけて制した。昨年の2歳女王はチューリップ賞以来の重賞4勝目。勝ち時計は、2013年にカレンミロティックが出したコースレコードを0秒1更新する1分44秒4。

 2着争いを制したのは6番人気のビーチサンバ(福永祐一騎手)。際どい3着には2番人気のウィクトーリア(戸崎圭太騎手)が続き、3着までに牝馬3冠最終戦の秋華賞(10月13日、京都競馬場・芝2000メートル)への優先出走権が与えられた。

 川田 将雅騎手(ダノンファンタジー=1着)「(レコードVは)乗っている感覚として遅かったんですけど。(スタートで)出過ぎたなと思いました。ハナには行きたくなかったのですが、前半は遅く感じました。競馬になれば我慢してくれるので、今日も安心して乗ることが出来ました。いい形ではなかったですし、直線でも課題を見せていました。それでも勝ち切れましたし、秋の第一歩としては良かったです。秋華賞ではより能力を出せるようにもって行きたいと思います」

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