◆阪急杯追い切り(24日・栗東トレセン)
キビキビとした動きだった。ダノンファンタジーは直近2走のレース当週と同じように栗東・CWコースでの4ハロン追い。闘争心を前面に出すようなフォームで道中からグイッと加速したが、最後まで勢いは鈍らない。軽く仕掛けた程度で48秒2―12秒2をマークした。
「早くからここを目標と定めていましたし、緩ませることなく、いつも通りの調整ができました」と片山助手は説明する。前走の阪神Cは好位から鮮やかに抜け出し、1年3か月ぶり勝利。今回も同じ阪神7ハロン戦が舞台となる点は心強い。
「前走は距離適性の高さを見せてくれました。速いペースの方が競馬もしやすいんでしょうね」と片山助手。この後には高松宮記念も見据える大事な一戦へ、万全の仕上げで臨む。