10月17日の東京11R・オクトーバーS(芝2000メートル=18頭立て)は大逃げを打ったパンサラッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が見事に逃げ切った。勝ちタイムは2分00秒0(稍重)。
好スタートを決めると、ぐいぐい後続を引き離し、一時は10馬身近くリード。「(ハナに)行っても折り合うからって言ったけど、折り合わなかったね」と矢作調教師。それでも雨が降って力のいる馬場を味方につけ、最後はプレシャスブルーの追撃を半馬身差しのいだ。
吉田豊騎手は「リズムよく行った方がいいと思ったので、ああいう形になった。セーフティーリードが取れて直線もよく頑張ってくれました」と振り返った。今後は福島記念・G3(11月14日、福島・芝2000メートル)あたりを視野に入れている。