◆第41回マイルCS・G1(11月17日、京都競馬場・芝1600メートル)
昨年のエリザベス女王杯の覇者で、長期休み明けだった前走の府中牝馬Sを快勝したブレイディヴェーグ(牝4歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ロードカナロア)は、内の1枠2番に決定した。宮田調教師は「偶数というのは良かったと思います。(内が荒れてきた)馬場状態に懸念があるにしろ、去年のエリザベス女王杯で最内枠(1枠1番)でしたし、うまくリカバーしてポジションが取れた。馬場が悪くなっているぶん、内に殺到しないでしょうし、そこでリカバーできるのでは」と、前向きにとらえていた。
輸送を翌日に控えた11月15日は、美浦・坂路をゆったりと駆け上がって最終調整した。指揮官は「すごくいい動きで坂路を上がっていたし、1回使ってしっかりと前進気勢が出ている」と、前走以上の仕上がりを強調した。