
エリザベス女王杯のモリアーナは14着でした。初騎乗だった前走の府中牝馬Sより格段に折り合いはついていましたし、道中の手応えも決して悪くなかったのですが、直線で仕掛けてからの反応がほとんどなくて…。やはり、牝馬は一度リズムを崩すと難しいものなのでしょうか。ラストランの可能性もあるという話もあるなかで、何とか復活へ導きたかっただけに残念です。この後はお母さんになりますが、いい子供を出してくれればと思っています。
今週は土曜日に京都、日曜日に東京で騎乗します。京都メインのアンドロメダSはデシエルトです。もともと、3歳春に無敗で若葉Sを勝つなど高い素質を見せていた期待馬。今年の夏から再び騎乗させていただいていますが、なかなか本来の走りができていないもどかしさがあります。今回は芝2000メートルへガラッと条件を替えることがいい刺激にならないか。何とかきっかけをつかみたい。
日曜日の東京はうまくためを利かせば、さらにいい脚を使えそうなオメガキャプテン(10R)など楽しみなラインアップ。しっかりと結果を出すつもりです。(JRA騎手)