【天皇賞・秋】ユーバーレーベンが良化ムード 手塚調教師「札幌記念の時と比べものにならないくらい」

ユーバーレーベン
ユーバーレーベン

◆第166回天皇賞(秋)・G1(10月30日、東京競馬場・芝2000メートル)=10月28日、美浦トレセン

 昨年のオークス馬で、決め手勝負が持ち味のユーバーレーベン(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ゴールドシップ)は、良化ムードを漂わせている。レースを2日後に控えたこの日は、南の角馬場からBダートコースを流した後、坂路を70秒0―17秒3でゆったりと駆け上がった。

 初海外遠征だった今年3月のドバイ・シーマクラシック(5着)後の復帰戦だった前走の札幌記念は、過去最高馬体重の498キロで動ききれずに11着に敗れていた。叩いて状態は上向いており、手塚調教師は「札幌記念の時と比べものにならないくらい、いい。去年のジャパンC(6着)くらいの雰囲気かな。今回もアップしている」と、巻き返しへ虎視たんたんだ。

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