【アルゼンチン共和国杯】ボスジラが遅咲きの花咲かせるか 国枝調教師「相手にあわせた競馬で」

芦毛のボスジラ
芦毛のボスジラ

◆第60回アルゼンチン共和国杯・G2(11月6日、東京競馬場・芝2500メートル)

 前走の丹頂Sで2年ぶりの白星を挙げ、当レースに2年連続の出走となるボスジラ(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)は、持ち前の長距離適性を武器に重賞初制覇を狙う。前走を含めて札幌コースで3勝を挙げる洋芝巧者だが、東京コースでも20年の早春S(3勝クラス)を勝ったほか、3走前のメトロポリタンSで3着に食い込むなど、経験は十分にある。

 国枝調教師は「前走はいい競馬だった。北海道は本当に堅実に走ってくれる。放牧を挟んで順調にきた。思い切って行くと止まるので、相手にあわせた競馬で」と、引き続き手綱を執るクリストフ・ルメール騎手に期待を込める。きょうだいにはマウントロブソンやミヤマザクラなどの重賞勝ち馬がいる血統で、素質馬が遅咲きの花を咲かせるか。

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