【アメリカJCC】2番人気エピファニーは11着…戸崎圭太騎手「まだ背腰の甘さがあるので」

11着のエピファニー(カメラ・荒牧 徹)
11着のエピファニー(カメラ・荒牧 徹)

◆第64回アメリカJCC・G2(1月22日、中山・芝2200メートル、良)

 伝統のG2は14頭で争われ、4番人気のノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)が岩田康誠騎手を背に好位から抜け出してV。昨年6月のエプソムC以来となる重賞2勝目とし、飛躍を期す23年を好発進した。勝ち時計は、2分13秒5。

 5番人気のエヒト(田中勝春騎手)が2着、21年のオークス馬で3番人気のユーバーレーベン(ミルコ・デムーロ騎手)が3着。昨年の菊花賞8着以来のレースとなった1番人気・ガイアフォース(クリストフ・ルメール騎手)は5着に終わった。

 バシュロ騎手(ラーゴム=4着)「前回よりいい競馬はできた。スタートは遅かったが、ちょっと難しいところがあるので馬のリズムを重視して行かせました。ただ、右に張るようなところがあったので左回りの方がいいと思う」

 坂井騎手(スタッドリー=6着)「馬の状態はすごく良さそうでしたし、取りたいポジションは取れました。一気にメンバーが強くなったことを考えれば頑張っていたと思います」

 横山和騎手(アリストテレス=7着)「前回乗った(武)豊さんからも話を聞いていましたし、最近は道中で力みがあったようなのでそこを取るようにしました。しまいまで諦めずに頑張って走っていましたし、次に希望がもてる走りでした」

 浜田調教師(バビット=8着)「内に行く馬がいたから2番手からの競馬になったが、ハナに行かなくても十分折り合えていました。荒れた馬場が影響したかな。もう少しきれいな馬場なら」

 石川騎手(レインカルナティオ=9着)「少しペースに戸惑うところがありました。スムーズに運べたけど持ち味を行かせなかった」

 三浦騎手(ブラックマジック=10着)「行く馬が多いメンバーだったので自分のリズムと折り合いに専念しました。4コーナーで間を割る感じはすごくよかった。今日くらい我慢することができたら能力は出せますね」

 戸崎騎手(エピファニー=11着)「距離が延びて重賞のメンバーでどうかなと思っていましたが、課題の折り合いはスムーズでした。そのあたりは成長を感じました。ただ、まだ背腰の甘さがあるので、さらに成長してほしいですね」

 田辺騎手(レッドガラン=12着)「イメージと違ってついて行けませんでした」

 藤懸騎手(シャムロックヒル=13着)「自分の競馬はできました。枠が枠ですし、メンバーも強かった。55キロで勝った時とは条件は違いましたからね。でも最後まで頑張ってくれました」

 岩戸調教師(オウケンムーン=14着)「最近の中ではポジションを取れていたと思います。勝負どころで走りが上に高くなるような感じだったのは休み明けの影響でしょうね。ブランクが長かったので1回使って良くなってくれるんじゃないかなと思います」

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