◆第63回きさらぎ賞・G3(2月5日、中京・芝2000メートル、良)
クラシックの登竜門とされる3歳重賞は8頭によって、今年も中京競馬場の芝2000メートルを舞台に争われた。
川田将雅騎手が手綱を執った1番人気のフリームファクシ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父ルーラーシップ)が好位から抜け出し快勝。未勝利、1勝クラスに続く3連勝で重賞初挑戦Vを飾った。勝ち時計は1分59秒7。
2着は2番人気のオープンファイア(バウルジャン・ムルザバエフ騎手)、3着は6番人気のクールミラボー(和田竜二騎手)だった。
川田将雅騎手(フリームファクシ=1着)「勝てて良かったです。きょうも走り出してからずっと力んでいましたし、これからも課題であるのは間違いありません。能力は高いし、何とか押し切ることができて良かったです。やはり課題は力みすぎるところです。体が徐々に良くなって動けるようになり、進みすぎます。すごく真面目な子なので。ポテンシャルはG1でも手が届きそうですし、そういう思いで競馬を重ねてきました。何とかひとつ重賞のタイトルをとることができて、クラシックに向かっていけるのでホッとした思いです」