10月5日の東京4R・2歳新馬戦(芝1600メートル=15頭立て)は、1番人気のロンドボス(牝、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)が、デビュー戦を白星で飾った。母フィニフティは18年のクイーンC2着馬で、伯父のステファノスは15年のクイーンエリザベス2世Cで2着など国内外のG1戦線で活躍した。勝ち時計は1分35秒0(良)。
大外の15番枠からスタートはひと息で後方から。そこから3コーナーまでに中団まで盛り返して、4角10番手から直線を向くと、上がり最速33秒4の切れ味を発揮して豪快に差し切った。
戸崎圭太騎手は「返し馬からすごく乗りやすい馬で、スタートはもっさりでしたが、その後のリズムは良かったし、最後はいい脚を使ってくれました。今後が楽しみになるレースぶりでした」と、素質と将来性を評価した。