◆第116回京都記念・G2(2月12日、阪神競馬場・芝2200メートル)
2勝クラス→3勝クラスと2連勝中のインプレス(牡4歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)が、余勢を駆って重賞に臨む。
2日は、先月26日の2週前追い切りに続き、主戦の鮫島克駿騎手が騎乗。栗東・CWコースでオールイズウェル(7歳3勝クラス)を1秒1追走し、6ハロン80秒5―11秒4で1馬身遅れた。見届けたトレーナーは「1頭だと物見をするので、前に馬を置いてやった。馬がいるとおとなしいからね。いつも克駿にしっかりやってもらうと、翌週良くなる。パーフェクトになるでしょう」と納得の表情を見せた。
2か月前に入厩し、ゲート練習も重ねてきた。「体が大人になってきた。今回は強いメンバーがそろったし、どこまでやれるか」と見通しを語った。昨春は青葉賞を目前にして熱発し、無念の回避。期待馬が初めての重賞挑戦で躍動するか。