【京都記念】ダービー馬ドウデュースが始動 友道調教師「改めての気持ち」

復帰戦に向けて調整を進めるドウデュース
復帰戦に向けて調整を進めるドウデュース

◆第116回京都記念・G2(2月12日、阪神競馬場・芝2200メートル)

 22年の日本ダービー馬、ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が23年の始動戦を迎える。昨秋の凱旋門賞は日本馬4頭で最下位の19着に終わったが、友道調教師は「環境が違って、おとなしかった」とメンタル面を一番の敗因に挙げた。

 帰国後は競馬学校(千葉県白井市)での検疫、ノーザンファームしがらき(滋賀県甲賀市)での放牧を経て、昨年12月26日に栗東トレセンに帰厩。トレーナーは「帰国当初は体が減ったけど、ずいぶん回復して、今はダービーの時と比べてプラス10キロぐらい」と、初の海外遠征によるダメージは心配していない。

 1週前追い切りには主戦の武豊騎手が騎乗し、栗東・CWコースを3頭併せで6ハロン80秒3ー11秒2。見届けた友道師は「時計も動きもさすがだね」と順調な調整過程に目を細める。「イクイノックスも活躍してるし、改めての気持ち」とダービーで負かした昨年の年度代表馬の名を挙げ、逆襲に力を込めた。

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