ケンタッキーダービー・G1で5着だったテーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父コパノリッキー)を管理する高柳大調教師が、5月7日に栗東トレセンで激闘を振り返った。ダートの本場・米国の最高峰レースで奮闘したが「やっぱり悔しいですね」と無念さをにじませた。「ゲートがいつもより出なくて、他馬に挟まれて位置が後ろすぎてしまった」とトレーナー。ただ、最後まで諦めずファイトした姿には「最後までしっかり伸びていた」とたたえた。
同馬はアリシーバS・G2で2着に逃げ粘った僚馬のテーオーサンドニ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎、父キタサンブラック)とともに現地時間の7日に現地を出発し帰国する。トレーナーは、次走は未定としつつ「3勝クラスからになると思います」と見通しを明かした。
今週はヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京・芝1600メートル)に、サウンドビバーチェ(牝5歳、父ドゥラメンテ)とテンハッピーローズ(牝6歳、父エピファネイア)の2頭をスタンバイしている。