【JRAブリーズアップセール】新種牡馬レイデオロ産駒「コンクエストハーラネイト2021」は石田勇氏が1950万円で落札

1950万円で落札された「コンクエストハーラネイト2021」(カメラ・荒牧 徹)
1950万円で落札された「コンクエストハーラネイト2021」(カメラ・荒牧 徹)

 JRAが購入、育成した2歳馬のトレーニングセール「2023 JRAブリーズアップセール」が4月25日、中山競馬場で開催された。オンラインビッドシステムによる購買も含むセリ方式で実施されて、上場された79頭(牡馬40頭、牝馬39頭)のうち、78頭(牡馬39頭、牝馬39頭)が売却。全70頭が売却された昨年と比べて、今年の売却率は98・7%。総売却価格(税込み)は8億2951万円で、前年比で5049万円増だった。

 今年は9頭の新種牡馬の産駒が上場されて、レイデオロ産駒である「コンクエストハーラネイト2021」は1950万円。現役時代に父を管理して、現在はJRAのアドバイザーを務める藤沢和雄元調教師も見守るなか、新種牡馬の産駒では最高落札額だった。

 競り落とした石田勇氏は「先生のアドバイスもあり、いい馬ですね」と語り、預託先の上原博之調教師は「全馬見て、オーナーも一番気に入られた。今日のブリーズアップセールで唯一のセレクトセール出身馬。お父さんはダービーを勝っているし、将来的に楽しみ」と期待を寄せた。

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