服部利之調教師が死去 ブルーコンコルドの主戦を務めた幸英明騎手「乗せ続けてくれて本当に感謝」

幸英明騎手
幸英明騎手

 服部利之調教師=栗東=が病気のため、7月28日に死去したことが7月29日、分かった。65歳だった。日本調教師会関西本部が発表した。

 1958年6月12日、京都府出身。1984年に父・服部正利調教師の厩舎で厩務員となり、助手時代の1998年に調教師試験に合格し、翌年3月に開業した。2006年から交流G1の南部杯を3連覇するなどダート路線で活躍したブルーコンコルド(牡、父フサイチコンコルド)などを管理した。7月28日現在でJRA通算4501戦209勝。重賞は11勝。

 ブルーコンコルドの主戦を務めた幸英明騎手「ブルーコンコルドもそうですけど、セイクリムズンも服部厩舎じゃなかったらもっと早く降ろされておかしくなかったです。失敗したレースもたくさんあったので、ずっと乗せ続けてくれて本当に感謝しています。厳しいところもありましたけど、普段はすごく優しく、ブルーコンコルドに関しては競馬の日も調教に乗せて頂いて、すごく勉強になりましたし、上手に乗れなくて先生に申し訳ないという気持ちも多かったですが、感謝しています。G1も取らせて頂きました。少し体調が最近芳しくないというのは聞いていました。陰ながら服部厩舎を応援させて頂いていました」

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