高田潤騎手=栗東・フリー=と松山弘平騎手=栗東・フリー=が9月12日、滋賀県大津市の児童養護施設「小鳩の家」を訪問した。今回は今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎=がデザインした数量限定のTシャツの売上げ金を中心とした15万2000円の目録と、先月29日に現地で子供たちと触れ合った12人の騎手を中心とした16人の騎手のサインが書かれた特製Tシャツを渡しに訪れたもの。
2009年以来、コロナ禍の期間以外は毎年夏に多くの騎手たちが「小鳩の家」に駆けつけ、多くの子供たちと触れ合っているが、こういう形での寄付は珍しいという。このイベントの発起人でもある高田騎手は「(Tシャツは)競馬ファンの方にも参加してもらえればと思っていましたが、完売して、本当にありがたいです。ただ、子供たちは寄付よりも一緒に遊ぶ機会を求めていると思うので、これからも大事にしていきたい」と語った。
また、2日前にソウルラッシュで京成杯AHを勝ったばかりの松山騎手も「子供たちの楽しそうな姿を見て、逆に勇気をもらっています。子供たちのパワーはすごいモノがあります」と笑顔を浮かべていた。