【中山11R・ながつきステークス】秋の中山開催は2週が終了したが、ダート戦は例年通り前で運べる馬が有利。今回と同じダート1200メートル戦は先週まで14鞍行われ、4角4番手以内が10勝。安定した先行力が求められる傾向を重視して◎サイクロトロンから入る。
砂6ハロンで全4勝を挙げ、4角通過順は(6)(2)(2)(2)番手。今年5戦も白星こそ手にできていないものの、4角(2)(3)(3)(4)(4)番手と、オープンでも好位から運び堅実に掲示板を確保している。
前走は他馬より重い斤量59キロを背負わされたのが響いた5着も、勝ち馬から0秒1なら悲観する必要はなく、中間は栗東・坂路で2週続けて自己ベストに迫る好時計。仕上がりは申し分なく、中山での好走歴もある。オープン初勝利のチャンス到来とみる。
パウオレの前走は、けいじん帯炎明けで7か月半ぶりでも着差以上の強さを披露して3連勝を達成。今回も間隔は空いたが、調教の動きは抜群。こちらも先行力があり、昇級でも首位争いに加わってくる。自在性があるサンライズアムールは立ち回りひとつ。