シャフリヤールが社台スタリオンステーションに到着 馬房はドウデュースの真向かい

社台スタリオンステーションに到着したシャフリヤール(カメラ・古谷 剛彦氏)
社台スタリオンステーションに到着したシャフリヤール(カメラ・古谷 剛彦氏)

 2021年日本ダービー、2022年ドバイ・シーマクラシックと国内外のG1を制したシャフリヤール(牡6歳、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ)が12月28日昼、繋養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)に到着した。

 同SSの徳武英介場長は「ディープインパクト産駒からこの後、種牡馬となって馬産地に戻ってくる馬が限られてきたなか、元気に迎え入れられたことは何よりです。6歳まで丈夫に走り、全兄のアルアインがスピード豊かだったのに対し、シャフリヤールはダービーの接戦や海外の活躍などタフなレースに強く、異なるタイプに感じます」と話す。種付料は250万円(受胎条件)に設定された。馬房は先に種牡馬入りしたドウデュースの真向かいにあたる場所。競走実績はもちろん、皮膚が薄く、ディープ産駒らしい気品ある馬体は、馬産地の人気も高まるはずだ。(競馬ライター・古谷剛彦)

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